ご報告します
yahooなどのニュースで報道されたので改めて皆さんに報告します。
私が国に働きかけて3年間の期間を要し、本年2月に車いすけん引装置のJIS規格が制定されました。そして量産化を前提に名鉄百貨店が窓口となり、トヨタグループの㈱中央発條が製造担当としてJINRIKI QUICKⅢを開発していました。
しかし出来上がったモデルは強度的にはJIS規格には適応していますが、頑丈に作りすぎて「一定条件では車いすから取り外しができない」という致命的な欠陥があることを指摘してきましたが、これに対しほとんど人的なテストをせず「JIS適応するだけで十分」という主張で名鉄百貨店と中央発條は強硬的に販売に踏み切ることになりました。
JINRIKIの発明者である私は「安心安全が最優先」と考えています。
車いすから取り外せないのは「車いすから降りられない、建物に入ることが出来ない」環境次第では重大な問題を引き起こす可能性があります。その他にも多くの問題点を指摘しています。
これらを販売することは重大事故の可能性が否定できないたため会社をつぶしてまで体を張って反対をしてきましたが、企業体力で持ちこたえることができず、このような結果となりました。
関係者の方々、協力してくださった方々、株主の方々など多くの方にご心配とご迷惑をおかけすることなり深くお詫び申し上げます。私はこの人的被害も懸念される問題のあるJINRIKI QUICKⅢの販売を中止させ、安心して使ってもらえる新型を製造できる体制を早急に整え、「一人でも多くの人の役に立ち、一人でも多くの命を守る」ことのできるモデルを再販できるように、あきらめずに前を向いていきます。
おかげさまで多くの方々から励ましの言葉を頂き、支援の申し出もいただいていることに心より感謝申し上げます。必ずや安心安全に人のために役に立つモデルを再販できるよう努力することをお誓い申し上げます。
重ねて申し上げます「私が会社をつぶしてまで販売に反対したJINRIKI QUICKⅢは、取り外しが出来なくなる可能性がある危険なモデルであると認識しています」